帝京八王子中学校高等学校からのお知らせ

特進医療系Mコース勉強合宿「スタディ・キャンプin 箱根」

2017/08/07

学校行事

8月4日~7日に、特進医療系Mコースの高校1年生・2年生が、帝京大学箱根セミナーハウスを利用して、4日間の「勉強合宿」を行いました。

初日は11:30に集合し、全員が集合完了すると定刻通り開講式が始まりました。
開講式では、先生方のお話やセミナーハウスを管理する方からの利用上の注意が伝えられました。


その後昼食を食べ終わると、早速授業開始です。
本校からは英語科2名、数学科4名、理科3名、合計9名の教員が参加しました。
授業は、1年生が英・数、2年生は英・数・理を中心にカリキュラムが組まれました。










始めのうちは、1年生を中心にまだのんびりとした雰囲気が漂っていました。しかし、先生方の熱意ある授業を受けるうちに、次第に生徒の雰囲気が変化していき、勉強へと向かう姿勢に「やる気と集中力」が加わっていきました。










休み時間さえも惜しむかのように、生徒同士で教え合ったり、授業後の黒板を利用して確認したり、さらには夏休みの宿題を持参して取り組む生徒もおりました。








次第に廊下やロビーでも先生方を捕まえて質問をする生徒が現れ、職員室代わりに利用していたセミナー室にも、質問に訪れる生徒が徐々に増えていきました。






夜の自習時間は、30分では全く勉強し足りない様子でした。数人のグループでまとまって教え合ったり、1人で集中して取り組む者もおりました。




教員が顔を出すと早速質問に捕まり、その周囲にも他の生徒が集まってきて、急きょ臨時授業が始まる、という場面もありました。



気が付けば、教室内に3人も4人も教員がいて、あちらこちらで質問対応がなされていました。


たった30分の自習時間でも、非常に中身のある充実した時間となりました。
どの教室でも、各生徒が自分なりの方法で、様々な科目の勉強に取り組んでおりました。






夜のHRを終えて、解散時刻になっても、ぎりぎりまで教室に残って板書をまとめたり、職員室に立ち寄って質問をしている姿が見られました。


生徒からは「勉強が終わらない。10時には消灯しないといけないのか」と問われ、また、実際に消灯時間を過ぎても勉強を続け、注意を受ける部屋があったほどでした。
このような状況を受け、翌日からは午前中の時程を早め、昼食前に30分の自習時間を確保する対応を取りました。
これは、合宿当初より生徒全体の行動が早く、時間に余裕ができていたからこそできた変更でした。生徒の熱意や良い行動に、我々教員が動かされた瞬間でもありました。
昼食前に確保した自習時間でしたが、もはや授業の延長になっているような教室もありました。90分間連続で取り組んでも、それでもまだ足りない様で、こちらから強制的に区切らないと、危うく食事の時間に遅れそうになる場面もありました。



休み時間、夜の自習時間を問わず、生徒が尋ねてくる質問も質の良い、レベルの高いものが多く、指導をしている教員の側が刺激を受ける場面もありました。

1日目・2日目の夜には、“プレオープンスクール”の時間が設けられました。
これは、8月26日に本校で実施される「オープンスクール」に向けた取り組みです。特進医療系の生徒が主体となって、受験生向けの「入試問題解説」を行うために、その準備学習をする時間でした。
初日は、受験生にわかりやすい説明の仕方や解法を話し合うところから始めました。
1年生は、実際に前に立って説明を発表しました。


2年生は、ホワイトボードや黒板を利用して説明する際にどんな内容を書くのか、説明をする際に気を付ける表情や目線、言葉遣いや雰囲気作りなど、細かい部分まで互いに指摘して、練習を重ねました。



2日目の夜には、1年生・2年生が合流し、合同授業を行いました。驚いたことに、開始時間前に教員が教室に向かったところ、何も指示せずとも、2年生はすでに班ごとにまとまって着席していました。そのため、その班に1年生が加わるだけで済み、スムーズに授業を始めることができました。

この日はもう教員が主導する必要はありませんでした。全て生徒主体で行われ、2年生が1年生の指導役となり、1年生が最後に発表する形式を取りました。
最後の発表に向け、教室内はお互いの声が聞き取れない程に活発なグループワークが行われました。









発表では、1年生の説明に2年生が思わず感嘆の声を漏らすような場面もあり、非常に有意義な時間となりました。



勉強漬けの毎日の中で、生徒がリラックスできる大切な時間は、やはり食事の時間でした。美味しい食事を前に、賑やかな会話や笑い声が聞こえてきました。






その中でも教員が関心したのは、食事の集合状況と準備の手伝いです。
朝7:30開始の朝食では、早い班は7:10前後には食事会場に入り、スタッフを手伝って、全員分の食事の配膳やお水の準備を行っていました。
また、2年生が始めたこの行動を1年生が真似し始め、次からは1年生の行動がみるみる早くなっていきました。最終日には10分前に全員が着席して、教員が揃うのを待っている程でした。



朝食の準備をするスタッフの方が、思わず「早いな…しまった、これじゃ間に合わないな…」と独り言を漏らしたのを聞いて、本校生徒への最高の褒め言葉だと感じました。
また、下膳の様子も見事でした。教員が指示を出したのは初回のみで、その後は自分たちで下膳し、全員がテーブルを拭く所まで自主的に行っていました。



3日目の夕方には、芦ノ湖畔へと移動し、夕食代わりのBBQが行われました。
移動前のわずかな休み時間に各部屋を覘いてみると、汚れても良いジャージへと着替えて出発時間を待つ、わくわくが抑えられない様子の生徒達の姿がありました。





湖畔に着くと、BBQ前に15分程自由時間が与えられました。湖畔を散策したり、水きりをしたり、中には湖に入っていく生徒まで現れました。






食事の準備ができ、会場に移動すると、「かんぱーい!」の第一声と共に、BBQがスタートしました。



焼き方にも班の個性が出ているようで、共同作業で作った最後の焼きそばは、テーブルごとに味の違いが現れました。






最後にサプライズ演出として、同行した教員がマジックを披露すると、生徒たちはこの4日間で一番の盛り上がりを見せました。





昨年は無かったこのBBQ企画でしたが、帰りのバス車内でも、楽しそうな会話が聞こえ、生徒からは大満足の感想が多く聞かれました。


セミナーハウスに戻ると、入浴後、就寝前にもう1時間、授業があります。
BBQで、“楽しんで終わり”とならないのがこの合宿の良いところです。

メリハリのついた生活は、意外な所で生徒の行動を変え、自主性を高めていたようです。
初日から2年生の背中を見て過ごしてきた1年生は、本館と別館を移動する度に使用するスリッパを、自主的に揃え始めました。自分の使用したものでなくとも、乱れていたら直すという行動が自然に表れ始めました。



最終日は、授業と確認テストが待っていました。1コマ目の授業が始まると、早速「確認テストはどんな内容か」という質問が飛び、特に1年生は不安に思っているようでした。
しかし、10:40の授業を終えた辺りで、天気予報通り台風5号の影響による雨が降り始め、急に雨脚が強くなりました。スタッフの方より注意報が出たとの報告を受け、当初の予定を切り上げて早めの解散となりました。
閉講式は簡略化されましたが、生徒の安全が第一との判断でした。結果として、雨風が強くなる前に東京に戻ることができ、一安心することができました。





4日間を通じて、非常に中身の詰まった濃い「勉強合宿」となりました。
しかし、我々はこれはあくまでスタート地点であると考えます。今回の合宿では、あくまで知識を得て、ポイントを理解したに過ぎません。これらを真に身に付け、自分のものとするためには、ここからさらに演習を重ねる必要があります。合宿の中で、多くの生徒が「自習時間が足りない」と感じたのが、その証拠です。
参加した生徒諸君は、これに満足することなく、自宅に戻ってからも多くの問いと向き合ってほしいものです。

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