ボストン研修旅行(3月7日~14日) 4日目
ボストン研修旅行4日目の様子です。
午前中はハーバード大学のワークショップから始まりました。
現役ハーバード生がメンターを務める今回のワークショップのトピックはUtilitarianism(功利主義)です。
トロッコ問題をきっかけに、物事を決定する際の判断基準はどうすべきか、平等とは何か等、簡単には答えの出ない考えさせられる課題について、各々が深く考える時間となりました。
ハーバードスクエアで昼食を済ませた後は、ハーバード大学自然史博物館を1時間ほど見学しました。
そして、このボストン研修を締めくくる最後のプログラムは「ファイナル・プレゼンテーション」です。
ボストン研修参加者に加え、現役ハーバード生の前で、自分で作った原稿を元に一人ずつスピーチを行います。
今回のプレゼンは「この研修を通して得たもの・学んだこと」や「この経験をこの先どのように活かしていくのか」といったテーマを自分なりにまとめました。
参加者は本番直前まで原稿をチェックをしたり、声に出して音読したり、単語の発音を確認したりしていました。
プレゼンが始まると、堂々とアイコンタクトを取りながら笑顔で発表する者、聞き手とインタラクティブにコミュニケーションを取る姿や、実物を見せながら話す生徒も見られ、それぞれの発表に工夫が見られました。
プレゼンが終わると、一人ずつハーバード生からフィードバックを貰いました。
この1週間、この研修を率いて参加者と共に過ごしてきたプログラームリーダーは、プレゼンを最後まで見守った後、短期間での成長に感動し、思わず言葉に詰まる場面もありました。
全員が終了すると、そのまま修了式となりました。プログラムリーダーから一人ずつ終了証を受け取り、記念写真タイムとなりました。
ホテルに戻り、最後のディリー・レビュー(振り返り会)では、プログラームリーダーから1週間を振り返っての講評を頂きました。
振り返りの最後には、引率責任者である植松教頭先生から、この研修に参加し無事全行程を終えたことの意義や、日本帰国後の心構えについてお話をいただき、1日を終えました。